21歳女東京とタイに行って自分探し、視野が広がった


私は今大学に通っており、就活を目前に控えています。私が自分探しを始めたのは、自分が一体何になりたいのか、どんな仕事をしたいのか確かめないと思ったからです。大学二回生の時から、色々な経験をしてみようと、今まで行ったことのないところへ行ったり、バイトを沢山しました。具体的に言うと、まず東京に行ってみました。そこで田舎者の私は人の多さに驚きましたし、その規模に驚きました。電車と地下鉄に目が回ったり、スクランブル交差点や竹下通りを歩いて、これが首都かと驚きました。そしてもう一つ私が訪れたのが、タイです。初めての海外という事で緊張しましたが、かなり視野が広がりました。仏教という日本では身近にない宗教観念に触れたり、言語を超えた交流をしたり。NGOの方に出会い、話を聞きました。少数民族と共に暮らし、教育を推進しているという彼女が、タイに来るまでの話を聞いてとても驚きました。最初は何をしたいのかも決めておらず、まさに今の私と同じなのです。大切なのは行動力だと、彼女は言っていました。それに象に乗って山を登ったりと、とにかく新しい事を体験しました。ですが、明確に私の中で答えが生まれたわけではありませんでした。視野が広がった分、自分がちっぽけに思えて少し悲しくなったのです。視野を広げるだけではいけないな、と痛感しました。様々な人と交流した事で、新たな知識を得ることができました。これを武器にこれから何をしたいのか、どんな仕事をしたいのか考えたいと思えたのです。
 私は都会に出て、色々な人とコミュニケーションをとり、やり甲斐のある仕事がしたいと思うようになりました。世界が広い分、これから勉強して知識を身に付けたいと思ったのです。その為にはこれから努力しなければならないでしょう。それでもタイで出会ったNGOの女性のように、私も貧しい子供達の力になれるような人間になりたい、世界に目を向けてこれから頑張っていきたいと思いました。